Lindaμs

Lindaμs

[インテリア]

家には住む人そのものが現れます LINDAな人のお宅訪問 50’s 美しく暮らす オレル千恵子さん

P86_LINDAな人のお宅訪問_thumb

センスよく佇まいのきれいな人は、その住まいもまた素敵なものです。
取材を通じて出会った3人のLINDAな人のご自宅を訪問。
三者三様の美しい暮らしぶりを拝見させて頂きました。

リビングにドラムセットを設置
親子で趣味の時間を楽しむ家

オレル千恵子さん(50歳)
建築デザイナー&(株)ファイベック代表取締役

お家DATA
渋谷区の3階建て戸建住宅に夫と小学6年生になる息子と3人暮らし。
総床面積:290㎡
居住歴:4年
間取り:6LDK+3階に倉庫とプレイルーム。

インテリアのモチーフは南仏で一目惚れした紅珊瑚

「この家に引っ越してきて4年になりますが、とりあえずという感覚で住み始めた家なのでこだわりなんて全然ないんですよ」と、
お家を紹介してくれたのは、建築デザイナーのオレル千恵子さん。

1年半で9回もの引っ越しを経て移り住んだ現在の住まいは、「ひとまず家具の色合せとサイズ合わせをして振り分けただけ」と
言いますが、落ち着いた空間作りには細やかな配慮もうかがえます。

「家族が集まるリビングには、気持ちが穏やかになる暖色系を多く使いました。
そこに少し癖のある個性的な家具やオブジェを配置して単調にならないようにしています」

リビングのインテリアは、以前南仏へ行ったときに見つけた、紅珊瑚のオブジェをメインモチーフとした海のイメージ。
そこに中国で買い付けた龍の彫刻の椅子など、オリエンタルなテイストも加えています。

「見た目だけよくても暮らし難かったら意味がない」と、住まいを考える上では動線をとても大切にしているというオレルさん、家族の動線
がクロスするリビングにはちょっとした仕掛けも用意されています。

「我が家ではリビングの一番いい場所にドラムセットが置いてあるんです。練習するだけなら適した場所は他にもあるんですが、
ドラムは私と12歳になる息子との共通の趣味。リビングにあったほうが練習も見てあげられますし、上達ぶりも確認できるのでここに置くことに
したんです」

子供が成長するに連れ、どうしても触れ合う時間は減ってくるもの。
自然な動線のなかで趣味の時間を共有する、そんな工夫もまたインテリアを考える上では大切なものなのかもしれません。

P86_LINDAな人のお宅訪問

撮影/小根山勇樹(JOPS)
取材・文/ささきみどり デザイン/高橋奈々絵(meets)