Lindaμs

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[起業・独立]

見目麗しき、伝統男子 廣瀬雄一

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和の文化を支える男性にスポットを当てた伝統男子。
技術を受け継ぎながら新たなことへチャレンジするその姿に、尊敬と恋心を抱くこと間違いなし。

江戸小紋のよさを世界に伝えていきたい。

─東京の、それも新宿区に染工場があることに驚きました。
「東京は京都、金沢と並ぶ染の産地で、中でも新宿区は染工場が数多くある場所でした。昭和30年代くらいまでは神田川で反物を洗っていたいんですよ」

─幼い頃からこの未知に進もうと?
「ずっとウィンドサーフィンをしていてオリンピックの強化選手でもあったので、迷いはありました。大学卒業の前に、職人への道は22歳がリミットと言われたのをきっかけに、この道に進むことを決めたんです。実際に働いてみると大変なことは多いですが、作業に没頭できるし楽しいですね」

─今後の夢はありますか?
「江戸小紋に現代的なアプローチを取り入れて、次世代へ伝えていきたいです。平成小紋として夜に広められたらと思っています。そしていずれは江戸小紋を世界のファッションショーなどでも使用してもらえるように、活動の幅を広げていきたいです」

ひろせ ゆういち
1978年生まれ、廣瀬染工場4代目。10歳から始めたウィンドサーフィンでシドニーオリンピックの強化選手として、世界を転戦。大学卒業後は家業である染め物という日本の伝統文化を持って海外に挑戦したいという夢を持ち、江戸小紋を世界に向けて発信しつづける。

LINDA vol.2P137

撮影/田端竜三郎 構成・文/奥平友美 デザイン/高橋奈々絵(meets)